文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、服飾専門学校で5年間の教員生活を経て2000年にパリに渡る。ニコラ・ジェスキエール率いる「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、アルベール・エルバス率いる「ランバン(LANVIN)」、ピーター・コッピング率いる「ニナ・リッチ(NINA RICCI)」と、ジョブ型雇用で外資系老舗ブランドの本社デザインチームでデザイナーを歴任、パリコレのランウェイショーに15年にわたり携わる。2015年からはニューヨークに移住し、英国人スチュアート・ヴィヴァース率いる米ブランド「コーチ(COACH)」では、ウィメンズウェアのシニア・デザインディレクターとして活躍、9人のチームメンバーを率いNYコレクションに参加。2019年に拠点を再びパリに戻し、2021年から「パーソンズ・パリ(NYにあるパーソンズ美術大学のパリ校)」の修士課程(MFA)でアソシエイト・ディレクターを務めるほか、学士課程(BFA)では世界各国から集まった学生達にファッションデザインのノウハウを教えながら、インフルエンサーとして「note」で執筆活動をしたり、ファッションウェブメディア「FASHIONSNAP」にファッションウィークに関する記事を定期的に寄稿したりするなど幅広く活動中。2020-2021年JETROパリ主催のテキスタイルセミナー講師や、海外展示会参加テキスタイル企業支援アドバイザーを務めたほか、文化学園国際ファッション産学推進機構オンラインセミナーゲストスピーカー、その他文化ファッション大学院大学、NY州立ファッション工科大学(FIT)、NYパーソンズ・スクール・オブ・デザインで特別講義を多数行う。